平成18年度 産と学 との出会いの場 イベント・行事
お申込み
会社名、連絡先、出席者氏名・所属、参加内容等をご記入の上送信してください。

産と学との出会いの場 -新潟大学研究シーズ発表会-

 平成18年11月30日(木)に,キャンパス・イノベーションセンター東京において,JSTとの共催で「産と学との出会いの場 -新潟大学研究シーズ発表会-」を開催します.本発表会は,本学の基礎研究の中から,イノベーションを創出する可能性のあるシーズ候補を,産業界からの視 点で探求していただくためのものであり,
 □医療系テーマ  :6テーマ
 □ライフサイエンス:6テーマ
 □マテリアル   :7テーマ
 □フードサイエンス:5テーマ
 □ナノテク    :4テーマ
の計28テーマの研究シーズを口頭発表ならびにポスター等の展示により,ご紹介いたします.

 お誘い合わせの上,是非ご参加下さいますようお願いします.

日 時:平成18年11月30日(木) 12:00〜17:30
会 場:キャンパス・イノベーションセンター東京 501,508,509号室

主 催:新潟大学
    (独)科学技術振興機構

 なお,参加のお申込みは,別紙「申込書(PDF,WORD)」によりお知らせいただくか,または,
(1)参加内容(講演番号)
(2)お名前
(3)勤務先(名称,所属)
(4)連絡先(住所,電話番号,FAX番号,メールアドレス)
をメール本文に記載し,平成18年11月22日(水)まで に新潟大学研究支援部産 学連携課へお知らせ下さいますようお願いします.(期間を延長して お受け付けしております.)
 TEL.025-262-6375
 FAX 025-262-7513
 E-mail : h-koyano@adm.niigata-u.ac.jp





「プログラム」

ここをクリックす るとプログラムをダウンロード出来ます

口頭発表会場T(509号室)


【セッション・医 療】
13:00-13:25
1-1:ラット大腸治療内視鏡実験系による炎症性腸疾患の新規治療法開 発
-独創的手法を適用して創薬の画期的スピードアップを-
医歯学総合研究科 助手 鈴木 健司


 炎症性腸疾患は近年増加し続ける原因不明の難病です。既存の治療への抵抗例・再燃例が増え、代替の画期的な治療法の開発が望まれています。本研究では、 我々が開発したヒト用極細径内視鏡を用いたラット大腸粘膜下に種々の薬剤を注入する新たな治療実験技術を用いて、この難病に対する新規治療法開発を目指し ています


13:30-13:55
1-2:高病原性メチシリン耐性株および感受性黄色ブドウ球菌の血清学 的迅速診断の実用化検討
-院内感染はこれで防ぐ・新しい薬と治療法-
医歯学総合研究科 教授 山本 達男


 メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)は院内感染の主要菌である。しかし近年、 MRSAが院内だけでなく市中(家庭・学校職場)にまでも拡散し、健康への深刻な脅威となっている。新しいタイプの高病原性MRSA(市中感染型 MRSA、CA-MRSA)が出現したためである。CA-MRSAはPanton-Valentineロイコシジン(PVL毒素)を産生して健康な小児や 青年に皮膚・軟部組織疾患を惹起するほか、深刻な壊死性肺炎や骨髄炎を惹起して予後不良に至る事がある。本研究ではPVL毒素をベットサイドで簡便かつ、 迅速に検出する免疫学的診断キットを考案し、実用化を目指す。
 

14:00-14:25
1-3:新潟大学医歯学総合病院における再生医療の立ち上げ
-再生医療のための簡易細胞プロセッシングキャビネットの開発-
医歯学総合病院 教授 中田 光

 新潟大学では、平成15年に医学部と歯学部が統合し、トランスレーショナル研究を行う場として生命科学医療センターが創設された。生命科学医療センター は、治験センター部門、再生移植部門、遺伝子診療部門の3部門からなり、うち、遺伝子診療部門は細胞プロセシングルームが完成し、18年秋から開始予定と なっている。また、経済産業省地域新生コンソーシアム研究事業による新基材の開発が開始される。本発表ではこうした生命科学医療センターを中心とする活動 のうち、再生医療のための簡易細胞プロセッシングキャビネットの開発を取り上げたい。

【特別セッショ ン】産と学との出会いの場
14:30-14:55
主催者挨拶
産学共同シーズイノベーション化事業スキーム紹介


【セッション・医 療とライフサイエンス】
15:00-15:25
1-4:生体組織切片のX線マイクロアナライザー分析による医療分野へ の応用
-塵肺やウィルソン病などの診断技術の提案-
医歯学総合研究科 助教授 渡辺 孝一

 生体組織切片を特殊カーボン板に貼り付けることで電子線照射の試料ダメージが少なく,X線マイクロアナライザー分析可能である.これにより,組織切片内 の微量元素の種類と分布が明瞭となり,肺胞内に微粒子を吸入することで発症する塵肺や,金属元素が異常に組織に蓄積するウイルソン病,などの診断に利用で きる.


15:30-15:55
1-5:皮膚用低侵襲レーザピンポイント治療装置の研究開発
-高齢社会におけるアンチエイジングの実用化に向けて-
工学部 教授 新田 勇

 ホクロやアザのレーザ治療では,3mm〜7mmのレーザ光束を皮膚に照射するので,正常部位の火傷などの副作用はさけられず,また最適治療に必要なレー ザ照射量が確保できているとは言えません.これに対してレーザを細く集光して患部のみにピンポイントレーザ照射を行うと,副作用なく治療に最適なレーザ照 射量を確保できるようになります.


16:00-16:25
1-6:小型ペットの骨盤骨折矯正修復用創外固定具の開発研究
-愛玩動物を対象とするニュービジネス創出に向けて-
工学部 教授 原 利昭

 小型の犬や猫等所謂ペットは、机上等からの落下や事故による骨折例が少なくない。骨が細い事から従来の治療法では処置や対処困難なケースが多く、QOL を維持した下での治療法が求められている。治療が特に困難である骨盤骨折に対し、十分な初期固定と歩行を保証する創外固定装置を紹介する.
 

【セッション・ラ イフサイエンス】
16:30-16:55
1-7:神経工学的アシスト制御を可能とするウェアラブルユニット
-神経工学的パワーアシスト装置の実現・普及に向けて-
自然科学研究科 教授 木竜 徹

 筋電図や心電図などの生体信号を計測し、それによる生体機能の表価値をパ ワーアシスト制御に反映させるウエアラブルユニットを開発中である。自転車エルゴメータやアシスト付自転車の負荷制御への応用をめざす。
 

17:00-17:25
1-8:操縦桿による4輪車の片腕手動操舵法
−移動機械の簡単操作実現のための装置開発−
工学部 教授 岡田 徳次

 アクチュエータや電子制御回路を一切使わず、片手だけの操作で歩行車等の 4輪車の前後、左右操舵、その場旋回、停止制動、の5種の走行形態を切換える技術を紹介する。とくに、差動歯車を用いる操縦桿とアッカーマンジオメトリを 満たすための動力伝達に関する新たな機構と効果を説明する。


口頭発表会場U(501号室)


【セッション・マ テリアル】
13:00-13:25
2-1:薄層液相からの引上げによる高配向性導電性高分子膜の作製
-大面積の太陽電池・有機発光体製造への提案-
工学部 講師 小野 恭史

 導電性高分子の高次構造化により、高分子本来の特性が顕著に現れると考えられる。本研究課題では、層形成させた電解液から基板を引上げながら電解酸化重 合を行い、数μm程度の高配向性導電性高分子薄膜を基板上に形成させることについて検討した。また、本手法を用いた薄膜の積層技術についても検討したの で、これらの結果を発表する。


13:30-13:55
2-2:シリカ粒子表面へのカプサイシンの固定化と新規生物忌避性複合 材料の開発
-安心・安全な機能性材料の開発と応用-
工学部 教授 坪川 紀夫

 カプサイシンは、強力な生物忌避性を持つことが知られており、カプサイシ ンを配合した塗料は、船舶用船底塗料として極めて有効である。そこで、本研究ではシリカ粒子表面へカプサイシンを固定化することによる水中への溶出速度の 制御と、カプサイシンを固定化したシリカを配合した高分子や塗料の海洋生物の忌避性について検討した。
 

15:00-14:25
2-3:ムスク系大環状香料合成触媒の実用化
-メタセシス触媒固定化の試み-
自然科学研究科 教授 萩原 久大

 麝香の香りの主成分であるムスコンは大環状有機化合物であり、極めて高価 である。大きな市場規模が期待されているが、効率的な化学合成法は確立されていない。本講演では、安定かつリサイクル使用可能な大環状有機化合物合成用触 媒の開発、およびムスコンに代表される大環状香料の実用的な合成への我々の取り組みを紹介する。


【セッション・ フードサイエンス】
15:00-15:25
2-4:果実の物性の非破壊的な計測による果実の追熟技術の開発
-食べ頃の決め手を簡単測定-
農学部 教授 児島 清秀

 共鳴周波数から弾性の強さを測定する原理で、果実の硬さを非破壊で判定できる小型硬度測定器の研究用の試作器が開発されている。この試作器で西洋なし 「ル レクチエ」の果実の追熟特性を解明し、適期に適熟果を供給する技術を研究しています。


15:30-15:55
2-5:超高圧処理を用いたタンパク質食品のアレルギー低減化の試み
-加熱をしないでおいしく安全-
農学部 助教授 西海 理之

 当研究室では「食品への超高圧処理技術の応用」に関してさきがけて研究を行っている。1000気圧以上の静水圧を利用した超高圧処理は、加熱処理とは異 なる新しい食品加工法として最近注目されている。今回は、食品への超高圧処理について紹介すると共に、JSTシーズ発掘試験に採用された,タンパク質を分 解除去しないで超高圧処理によってアレルギーを低減させる試みについて紹介したい。


【セッション・ナ ノテク】
16:00-16:25
2-6:ナノエレクトロニクス・デバイスに関する基盤研究
-ナノ構造制御した電子光デバイスやセンサへの応用に向けて-"
工学部 教授 金子 双男

 ナノ領域の近接陽光とプラズモンやエバネセント波に関わるナノエレクトロ ニクス・デバイスについて研究を行っている。ナノ光物性・ナノ電子デバイス・分子エレクトロニクス・ナノセンサに関する研究を紹介する。


16:30-16:55
2-7:放電加工された超硬合金微細穴の複合研磨装置の開発
-超硬はクラックフリーで高機能・長寿命化を狙う-"
工学部 助教授 田村 武夫

 燃料噴射や化繊ノズル等の材料を,ハイスから超硬合金へ転換するために,酸化現象を用いた超硬合金放電加工面の表面改質技術と流動砥粒による研磨とを結 びつけた複合研磨装置の開発を目指します.この装置で製作された超硬合金製ノズルは,長寿命化となることが期待できます.


ポスター会場 (508号室)

ポス タ等の掲 示時間:12:00〜17:30

【医療】
3-1:吸収性素材を用いた腸管欠損部閉鎖法の開発とその応用としての 腸管吻合部補強法
-術後QOLの向上を目指した新たな手術主義の提案-
医歯学総合研究科 教授 窪田 正幸

 腸管の欠損部を、縫合操作を用いないで2種類の吸収性素材を用いて閉鎖す る方法を開発した。しかし、腸管吻合部に腸管欠損部閉鎖法を応用すると、吻合補強効果は得られずむしろ治癒を障害する結果となった。 そこで、治癒環境を障害しない吻合補強法を新たな発想により開発している。


3-2:高齢社会に適した再生医療普及のための安価な培養システムの開 発
-医療費を抑制しつつ再生医療を普及させるための未来型組織工学関連機器 -
医歯学総合研究科 助教授 川瀬 知之

 皮膚・粘膜・骨・軟骨などの組織工学的再生医療は、技術的なハードルが低いにもかかわらず、現状では高度の無菌施設などを要求されるため、非常にコスト の高い治療となっています。医療費を抑制しつつ再生医療を普及させるための未来型培養機器などについて、その基本コンセプトを紹介します。


【フードサイエン ス】
3-3:乳酸菌が生産するバクテリオシンを利用した食品の腐敗防止技術 の開発
-天然型抗菌剤を用いて安全で安心な食品製造を実現する-
工学部 教授 谷口 正之

 清酒製造工程において、しばしば「火落ち」と呼ばれる清酒の腐敗現象が起こる。この現象はエタノール耐性乳酸菌によって引き起こされ、清酒の品質や風味 の劣化をまねく深刻な問題である。本研究では、清酒の火落ち防止を例として、乳酸菌が生産するバクテリオシン(抗菌性タンパク質)を利用した食品の腐敗防 止技術について紹介する。


3-4:廃油熱を利用した地域バイオマス資源の肥料・飼料化技術の開発
-農業、食品関連産業の活性化のための資源有効利用-
農学部 助手 粟生田 忠雄

 本プロジェクトは、廃油熱源を利用した発酵プラントを用いて、有機質資源 の効率的発酵を行い、地域バイオマス資源を肥料化・飼料化し、地域農業、食品関連産業の活性化を図るものである。
 

3-5:高収量・環境保全型ダイズ、オオムギ両用深層施肥機の開発
−国産大豆・大麦の安定供給に向けて−
農学部 教授 大山 卓爾

 発表者らは、ダイズ、オオムギ両用の緩効性窒素肥料の深層施肥機を試作し た。ダイズでは、緩効性肥料の基肥深層施肥技術で飛躍的な増収効果があることを確認した。本技術は、省力に役立つとともに、肥料の利用効率が高く、肥料経 費節減、環境保全に役立つ。


【加工】
3-6:通電接合法によるアルミニウム合金の部材の接合
−難接合材における微細溶接実用化のための解決方法−
自然科学研究科 教授 大橋 修

 Al合金は酸化皮膜が原因で接合が困難である。通電接合による接合界面の 選択的加熱と、Al合金組成の制御で、Al合金部材の組立接合を可能とした。


【計測】
3-7:音を利用して中空光ファイバの穴あき等を検出する方法
-安全・安心なレーザ応用機器の実現を目指して-
工学部 助教授 坂本 秀一

 炭酸ガスレーザ光を中空光ファイバを用いて伝送させるとき,ファイバの一端から音波を入射させ,他端のマイクにより音をモニタします.これにより,ファ イバに穴あき,折れ,詰まり,等が生じた場合,ファイバ内の音波の伝搬状態が変化するため,マイクでこれを捉えることが出来るという,音を利用した中空光 ファイバの異常検出方法です.


【マテリアル】
3-8:環境に優しい生分解性ポリエステル製濾過膜の開発
-食品・バイオ産業のゼロエミッション化に向けて-
工学部 助教授 田中 孝明

 食品・バイオ産業の濾過プロセスで生じる,珪藻土を含む濾過残渣や目詰ま り後のフィルターの廃棄問題を解決するために,コンポスト化処理可能なポリ乳酸やポリカプロラクトンなどの生分解性プラスチックを用いたフィルターを開発 しています。


3-9:キラルポリフェニルアセチレンを用いた膜分離法および選択吸着 沈殿法による光学分割
-安全な創薬のためのアプローチ-
工学部 教授 青木 俊樹・VBL 研究員 波多野 慎悟

 医薬品の多くは光学活性体ですが、一方のエナンチオマーが人体に悪影響を及ぼす可能性は極めて高いため、純粋なエナンチオマーを得ることが重要です。本 研究ではキラルポリフェニルアセチレンを用いた医薬品精製材料の開発を目的とし、膜分離や選択吸着沈殿法による光学分割(医薬品の精製)を行っています。


3-10:高分子ゲルを反応場に利用したスマート・ソフトマテリアルの 開発
-センシング機能を有した生物模倣材料、環境適合材料の実用化に向けて-
自然科学研究科 助教授 山内 健

 高分子ゲルは3次元網目構造を形成しており、その内部では物質の拡散速度 が制限される。このゲル内部を反応場に利用して、ワンステップで新規な電子材料や医療用材料などスマートソフトマテリアルを作製する手法を開発した。得ら れた複合材料は外部刺激に応答して機能するので、その応答特性についても紹介する。


3-11:チタニアカラムを用いたハイスループットホスホプロテオーム 解析システムの開発
-耐病性作物の創製や新薬の開発のために-
理学部 教授 堀米 恒好・他4名

 ホスホプロテオーム解析のネックとなっているリン酸化ペプチドの精製は まだ満足のいく方法がない。そこで、従来使われてきたキレートカラムより強くリン酸化ペプチドを結合するチタニアカラムを用いて種々の条件を最適化し、天 然試料のトリプシン分解物からリン酸化ペプチドを自動分離できるHPLCシステムを確立した。


【ライフサイエン ス】
3-12:脊椎不安定性診断システムの開発と臨床応用
-超高齢社会に向けた新しい診断機械の提案-
VBL 研究員 北原 恒

 腰椎の主な疾患の1つである脊椎不安定性では,脊椎の力学的機能低下に より腰痛や四肢の痺れが生じ,多くの場合に外科的に脊椎機能を再建する必要がある.その際に脊椎の持つ力学的機能の評価が重要であるが,現在使われている 診断方法は十分な物とは言えない.そこで,脊椎不安定性診断システムを開発し臨床応用を行った.


3-13:超音波人体計測による生活支援機器のオーダーメイド化技術の 開発
-義足ソケット形状決定支援システムへの応用事例紹介-
地域共同研究センター 教授 尾田 雅文

 日常生活環境下における皮膚の損傷,血行障害等を予測することで, 個人に適した義足ソケットを始めとする種々の生活支援機器の決定支援システムを開発している.本システムは,褥瘡などの皮膚障害を生じにくい生活支援機器 のオーダーメイド環境を提供します.


その他,口頭発表についてのポスター等も展示します.



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